~ 歌詞でよむ初音ミク 174 ~ よるをおよぐ

ヒップホップとは異なる「言葉遊び」って?

音楽そのものを歌詞のモチーフに扱う作曲家さんは、このブログでも何度か取り上げています (Lemmさんの『Atoropa』など) が、それをポップに偽装したときのかっこよさもすごく素敵です。曲・詞ともに西島尊大さん。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 172 ~ 十七才

 

大人に未来なんて教えられたくない

大人の矛盾が許せなくて、でも自分の体も心も同じように大人になりつつある十七才。あおくさいけれど純粋な、リアルな苦い感情がひりひりと伝わってきます。曲・詞ともに一二三さん。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 171 ~ Girl with Bunnies

季節のめぐりあわせのような

クラブで使えるようなノリノリのかっこよさがありながら、曲も歌詞もとっても可愛い作品です。曲・詞ともに、イナバの楽団さん。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 170 ~ マインドイブ

ミクさんは犯罪者? 

不気味な重低音とピコピコ音が混ざった曲調。流れるように乱高下する疾走感がかっこいい作品です。曲・詞ともに絶海さんです。 

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 169 ~ メルティランドナイトメア

出会うことが不幸な、悪夢の愛

このブログでも何回か取り上げている、はるまきごはんさん (『カルデネ』『アトモスフィア』) 。ダンサブルで、なにか良い意味でまた違った変化がはじまっています。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 168 ~ POP TEAM EPIC (上坂すみれ⇔初音ミク)

歌詞のなかにある "私" ⇔ "君" の不思議

いま流行りのポプテピピック

上坂すみれさんのOP曲も最高にかっこいいです。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 167 ~ ジェミニ

途切れるストーリー、激しくなっていく音楽

チップチューン的な「ミクノポップ」ですが、最後のほうで急に感情的なギターが前面に出てくる展開など、簡単には分類できない作品です。曲・詞ともにTaskさんです。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 166 ~ パステルカラーでもう一度

「もう一度」と歌う彼女はどんなひと?

ポップでとぼけた音から渋い低音までとても良質な渋谷系の一曲。そっと添えるように歌うミクさんですが、実はちょっと意外な歌詞を歌っています。曲は透さん、詞はyama。さん。表現の幅がほんとうに広く、さまざまなタイプの曲に出会うことができます。

 

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~ 歌詞でよむ初音ミク 165 ~ ブラキオ行進曲

時代に合わないもの、場違いなもの

「みんなのミクうた」ならではの、ほのぼのした曲調に、すごく予想外な歌詞が楽しい一曲。DIVAにも収録されて有名な『おはヨーデル』の作者さんですが、ここでもやっぱりとぼけた可愛さのあふれる作品になっています。曲・詞ともに、爆弾ポピーさんです。

 

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