2007年の曲

~ 歌詞でよむ初音ミク 146 ~ celluloid

終わったはずなのに始まろうとしている 「ききいるミクうた」あたりでしょうか。余計な感情を見せびらかさないミクさんが、喪失感を見事に表現していて、最初期なのにキャラソンとは一線を画した渋い名曲です。曲・詞ともにbakerさん。

~ 歌詞でよむ初音ミク 118 ~ 不思議な幸せ

ストーカーのミクさんが追いかけているひと 「スナック初音」タグ。そのとおり昭和歌謡っぽくて味のある曲調ですが、クセのある歌詞もまたしっかり歌謡曲テイストです。感情を込めすぎず素直に歌うミクさんが逆に恐ろしく感じます。曲・詞ともにネジPさん。

~ 歌詞でよむ初音ミク 117 ~ 涙にさよなら

彼女はどんな気持ちで歌ってるんだろう 「ききいるミクうた」タグ。初期のミク曲らしいポップスの正統派バラードといった感じで、耳に残る美しいメロディと、細くて高いミクさんの声が切なさを盛り立てる楽曲となっています。曲・詞ともに、ぱきらさんです。

~ 歌詞でよむ初音ミク 1 ~ moon

一つの声に宿った二つの視点 「ミクノ」タグ。月のように、ではなく、月そのものが歌う曲で、幼めな調教も相まってミクさんの優しさが際立っています。曲はirohaさん、詞ははっかさん (とirohaさん) です。