ほんとうに、そこは砂の惑星なのか 「マジカルミライ2017テーマソング」。いまやソロシンガーの "米津玄師" さんとして非常に有名になられたハチさん (ボカロPとしての名義)。スピード感があって断片的でかっこいい音楽やフレーズなど、色んな意味でハチさん…
「永遠に交わることのない」隔たりの場所 「切ないミクうた」タグ。澄んだ水槽のなかを思わせるような音楽に、少しこもった声が彼女の閉塞感を感じさせる作品。曲・詞ともに、げろげろさん、さんです。
なぜ「ぬかしおる」と言いたいの? 「VOCAROCK」タグ。キャッチーなギターロックなのに、ものすごくひねくれた歌詞をうたうミクさん。ちょっと舌足らずな可愛さもあるので、かわいい卑怯者としてネタ的にうまく中和されています。曲・詞ともに、akiwoさんで…
歌詞のそとにある予感 「MikuPOP」タグ。軽快なシンセに、スラップが効いたかっこいい作品。流れるような歌詞は、ミクさんを思わせなくもない「君」との創作の生々しい苦悩に貫かれていて切ないです。曲・詞ともに、C.C さん。
週末にこんばんは。 いつも読みにきてくださる皆さん本当にありがとうございます。 ミクさんも大忙しな夏が近づいてきましたね。
彼女が「みつけた」もの 「ミクビエント」タグ。わりとはっきりしたビートながら、落ち着いてすごく安らかな気持ちになれる曲。穏やかで噛みしめるようなミクさんの声が、歌詞ともぴったりです。曲・詞ともに、Ayumiさん。
「結婚するアイドル」 ちまたでは「結婚を宣言したアイドル」が話題です。 わたしは部外者なので、とりたててどうこう言うこともないのですが、 「初音ミク」という特殊なアイドルが好きな立場からすると、 アイドル的には少し思うことがあって、書いてみよ…
意味がないことに救われる 「お洒落なミクうた」タグ。ベースの響きと乾いたドラムがかっこよくて気持ちいい音楽。ひょうひょうと冷めた歌詞をうたうミクさんですが、じめじめした暗さはありません。曲・詞ともに、RT-G.o.B.Sさんです。
自分のための歌じゃないのかも 「ききいるミクうた」タグ。ゆっくりと静かな音楽に、満ちあふれる優しい雰囲気。穏やかでナチュラルで、誇張のないミクさんの声が、感情を誇張する人間以上に情緒的なのが本当に不思議です。ちなみにシロツメクサはクローバー…
フィクションのちから 「お洒落なミクうた」タグ。歌詞はけっこうシビアな社会派なのに、複雑で美しいメロディに、とぼけた豊かな音がいっぱい詰まっていて楽しい作品です。脚韻 (文末で韻を踏むパターン) だけじゃない韻の工夫も素晴らしいです。曲・詞とも…
「しあわせ」ってこわい 「VOCAJAZZ」タグ。育ちのいいお嬢さんみたいなミクさんが、豪華なビッグバンド(生録音だそうです)に支えられて歌う、ちょっとレトロモダンな魅力にあふれた作品。曲は しんぱすさん、詞は ミコルーシュカさんです。
先月、4回にわたって紹介した、 「マジカルミライ2017」楽曲コンテストの結果発表がありました。
こんなに素敵な音楽が「彼女」を包んでいることのおそろしさ 「VOCALOID水槽入り」。ずっと聴いていられるお洒落でとってもかっこいい音楽に、まどろむミクさんの可愛くて抑制された声がぴったりな作品。詞・曲ともに、こんにちは谷田さん (キタニタツヤ) さ…
目のまわるような3月4月が終わりました。
先日紹介した「マジカルミライ2017」の楽曲コンテスト。 なんと最終日近くに、100曲ほどの新しい応募曲(!)が投稿されていました。
今回のコンテストには、海外からの応募曲もたくさん上がっています。 頑張って日本語で書いてくれているものから、英語やスペイン語、中国語など母国語でミクさんに歌わせているものまで、VOCALOIDの幅広さをあらためて教えてくれます。
楽曲コンテストは(たぶん)一曲だけがライブで使われることになります。 おそらくライブに合っているかとか、映像のダンス映えやセトリとの兼ね合いなど、総合的に考慮されるのだと思います。
現在マジカルミライ2017に向けて、下のようなコンテストが行われています。
苦しまぎれの「笑うだけ」 「ききいるミクうた」タグ。ですが、とても反抗的なピアノや伴奏が生みだす危うさと、絞り出すようなミクさんの声が非常に緊張感のある作品です。曲・詞ともに、有機酸さん。
幼女として歌うことのできるアイドル 「みんなのミクうた」タグ。ピアノのやさしいメロディに合わせて、幼いミクさんが童謡のように歌っています。なかなか忙しくてミクの日 (3月9日) には遅刻組になってしまいましたが、ミクさんらしくあたたかい気持ちにな…
終わったはずなのに始まろうとしている 「ききいるミクうた」あたりでしょうか。余計な感情を見せびらかさないミクさんが、喪失感を見事に表現していて、最初期なのにキャラソンとは一線を画した渋い名曲です。曲・詞ともにbakerさん。
ハッピーバレンタイン! なんだかいそがしい冬です。みなさんも風邪に気をつけてください!
可愛さのなかに隠された仕掛け SNOW MIKUの第一回テーマソング (2014)。ですが今では、クリスマスや冬全体のテーマソングのようにも受け入れられて、MMDや踊ってみたでも定番の曲となっています。今年の雪ミク2017もすごく楽しそうなので、忙しくて行けない…
無数にいるのに、私の「知らない」人たち 「ミクノポップ」タグ。混線のように楽しく飛び交う音のなかで、機械っぽさを前面に出したミクさんが、思いのほか苦い内容の歌詞を淡々と歌っています。曲・詞ともに、歩く人さん。
この部屋に2人の世界を閉じ込めたかった 「ミクトロニカ」タグ。甘いミクsweetさんの声でゆったり流れる静かな曲ですが、ずっしりとした深みのある音楽になぜか緊張感がただよう作品です。曲・詞ともに春野さん。
場所に救われるということ 「アコギミク」タグ。フォークな曲調に、身近でシンプルな郷愁を歌った曲です。キラキラしたアイドルらしからぬ、ミクさんのだらだらと鬱屈した青春が見えてくるのも面白いところです。曲・詞ともにマッコイさん。
2017年1月11日をもって、 このブログで利用していたGoogleのフィード取得用APIの提供が終了したそうです。 そのためブログ上部のRSSが読み込まなくなっていたようで、 (たぶん丸一日ぐらい)RSS部分の枠内が真っ白になっていました。 その間にこちらに来て…
そうやって生きることは、死ぬこと 「VOCAROCK」タグ。静かに始まって、とつぜん感情が爆発する展開に圧倒される作品。感情を抑制するミクさんと、人間的なGUMIちゃんの対比も素敵で、だからこそグロウルで壊れそうに叫ぶサビのミクさんには胸を打たれます。…
余白からだんだん場面が見えてくる 「MikuPOP」タグ。ほんわりした音がものすごく気持ち良いのですが、歌詞のほうは沈鬱としています。それを誇張しない音楽とミクさんの声が素敵な余白を作っている作品です。曲・詞ともに素粒子49さん。
キラキラした無常感 さっぽろ雪まつりの恒例イベント「Snow Miku」、2017年のテーマソング。 Mitchie Mさんの『好き!雪!本気マジック!』を扱おうとしていたのですが、ちょうど今年の雪ミク曲が上がったのでこちらを先に取り上げました。曲はOrangestarさん…