2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

~ 歌詞でよむ初音ミク 8 ~ それはつまり

つまり、ほんとうは何を悩んでいたんだっけ 「おれらのうた」タグ。独特の軽快なリズムとメロディーに、「君」に対して抱きつづけてきた煮えきらない劣等感や悩みをうたうミクさん。曲・詞ともに瀬名航さんです。

~ 歌詞でよむ初音ミク 7 ~ 夢と葉桜

花を忘れようとする葉桜 和風曲タグ。ゆったりとした和の音色に、ミクさんの声の柔らかさや優しさがとてもうまく調和した作品。しかしその歌詞は、余韻だけで成立する大胆な構造をもっています。曲・詞ともに青木月光さん。

~ 歌詞でよむ初音ミク 6 ~ 君にもらったラブレターを目の前で破り捨てました

ラブレターって何の役に立つんだろう? タグはありませんが、「素朴なミクうた」あたりかと思います。楽しそうに跳ねたミクさんの歌い方からは想像もできない内容が、ある意味サイコパスでホラーな作品。曲・詞ともに、かーこさんです。

~ 歌詞でよむ初音ミク 5 ~ 納骨

骨となった「貴方」を愛するということ 幻想狂気曲リンク。重厚で複雑な音のなかにある、ピアノの美しさや少女のようなミクさんの声が、自覚のない狂気を滲み出させている作品。曲・詞ともに擾鸞さんです。

~ 歌詞でよむ初音ミク 4 ~ アンドロメダの夢

不可能に向かって飛びだした旅 タグはミクノポップ。ミクさんの無私的な優しさがよく出ていています。天文学的にはうまく当てはまらない部分もあるので、割りきってミクさん本人を当てはめてファンタジーとして考えてみようと思いました。曲・詞ともにSmileR…

~ 歌詞でよむ初音ミク 3 ~ 花染

海に沈められた水葬の棺のなかのような タグはミクトロニカ。ミクdarkの抑制された声が、幻想的な世界と色彩を歌うことによって、淡い美しさとともに、不思議な妖しさを放つ曲です。曲・詞ともにsea-noさんです。

~ 歌詞でよむ初音ミク 2 ~ 原始人

「あんただって同じ学校だったじゃない」 タグはなくなっていますが、「みんなのミクうた」あたりでしょうか。とはいえ、童謡のようなゆるい曲調に、どことなくちょっと大人の切なさが両立している作品。曲・詞ともにハッチポッチPさんです。

~ 歌詞でよむ初音ミク 1 ~ moon

一つの声に宿った二つの視点 「ミクノ」タグ。月のように、ではなく、月そのものが歌う曲で、幼めな調教も相まってミクさんの優しさが際立っています。曲はirohaさん、詞ははっかさん (とirohaさん) です。

はじめまして(このブログについて)

こんにちは。こまー と申します。 「歌詞でよむ 初音ミクのせかい」というブログを始めてみました。 内容はそのままです。 「彼女はどんなことを歌っているのか」という観点から、 もっと色んな曲を知ってみたい、考えたことを整理しておきたい、と思いまし…