~ 歌詞でよむ初音ミク 125 ~ 夜とくじら
答えのない場所で、答えを探していた
「VOCAROCK」タグ。夜を引きずって歩くような心地よさの裏で、内に秘めて今にも爆発しそうな鬱屈や不安のようなものが胸をぞわぞわさせる一曲です。感情を抑えたミクさんの声も見事です。曲・詞ともにNoakさん。
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~ 歌詞でよむ初音ミク 124 ~ 真っ平らガール
どうして真っ平らだと、平凡なんだ!
おそらく「VOCAROCK」タグ。さらっとはずして脱力ぎみなロックに、あんまり主張する気のなさそうな、くぐもった声でシラけた口調のミクさんが可愛くておもしろい一曲です。曲・詞ともに藤本薪さんです。
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~ 歌詞でよむ初音ミク 123 ~ rain stops, good-bye
雨が終われば、別れのはじまり
「ききいるミクうた」タグ。ピアノをメインにした優しく淡いバラードで、叙情性のつよい曲ですが、ミクさんがあっさりと歌い上げることによって一歩引いたロングショットの映像のように場面全体が見えてきます。曲・詞ともに、におPさんです。
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~ 歌詞でよむ初音ミク 120 ~ magnet
(派生PV)
マグネットが一つになることはできない
「ミク&ルカリンク」のデュエット曲。いわゆる「禁じられた恋」一般に当てはまる名曲で、じつは不倫や近親愛などでも通じるのですが、わたしが注目したいのはそこではないので、ここでは割とノーマルに受けとって同性愛として百合百合しく読んでみます。曲・詞ともに流星P (minato) さんです。
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~ 歌詞でよむ初音ミク 119 ~ あっかんべぇ
抜け出せなくなった残酷な恋の戯れ
「切ないミクうた」タグ。回転しながらせりあがっていくような綺麗なメロディに、苦しそうな高音を絞り出すミクさんが美しく痛々しい一曲。2段階のようなサビがまた素敵です。曲・詞ともに、かしこ。さん。
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~ 歌詞でよむ初音ミク 117 ~ 涙にさよなら
彼女はどんな気持ちで歌ってるんだろう
「ききいるミクうた」タグ。初期のミク曲らしいポップスの正統派バラードといった感じで、耳に残る美しいメロディと、細くて高いミクさんの声が切なさを盛り立てる楽曲となっています。曲・詞ともに、ぱきらさんです。
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